教えて!?YSP はじめてのバイク用品選び レインウェア編

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レインウェア選びのポイント

雨の日に通勤・通学でバイクを利用したり、ツーリング先での突然の雨など…雨の中バイクに乗ることもあります。バイクで雨の中を走行する際には、首や襟元、袖口などさまざまな箇所から雨が浸水したり、風の影響を受けることも。そのため、バイクでの走行利用に特化したバイク専用のレインウェアが快適で安心です。
他にもバイク用品にはレイングローブ、レインシューズ、シューズカバー、防水機能付きのライディングジャケットなど雨に対応した便利な用品も存在します。
そこで、YSPから「失敗しないレインウェア選びのポイント」をお伝えします。

レインウェア選びのポイント、ここに注意!

  • 走行シーンに合わせて「耐水圧」と「透湿性」をチェックしよう!
  • ライディングに特化した機能があるものを選ぼう!
  • フィッティングをしよう!

YSPから「失敗しないレインウェア選びのポイント」をお伝えします!

万が一の雨に備えとしてもっとも活躍するアイテムがレインウエアです。

その機能はもちろんのこと、メーカーによってサイズなどが違うため、試着して着心地や体の動かしやすさなどを確認することが重要!ちょうどいいサイズを見つけるにはお店で必ず試着してプロに相談して決めるのが一番です。

ここでは、レインウェアの基礎知識から選び方までを詳しくお伝えしていきます。

耐水圧・透湿性って?

レインウェアの性能を示す「耐水圧」と「透湿性」についての説明と、選ぶ際の基準をご紹介します。

耐水圧とは

「耐水圧」とは、どのくらいの水の圧力に耐えられる防水性かを示す数値です。この数値が大きくなるほど防水性が高いウェアといえます。耐水圧試験の方法はJIS規格によって定められており、試験により一定基準に達したレインウェアには耐水圧の表記がされています。 一般的な耐水圧で耐えられる雨の目安は下記のようなイメージです。

300mm・・・小雨に耐えられる
2,000mm・・・中雨に耐えられる
10,000mm・・・大雨に耐えられる
20,000mm・・・嵐に耐えられる

バイク用のレインウェアとしておすすめの耐水圧は以下の通りです。
・通常の走行では『耐水圧10,000mm/cm2』以上がおすすめ
・高速走行(80km)では『耐水圧20,000mm/cm2』以上がおすすめ

※上記はあくまで目安となります。

透湿性とは

「透湿性」とは、衣服内の水滴にならない蒸気状態の汗を生地が外に出す度合いのことで、具体的には、24時間に1㎡あたり何グラムの水分を外に出すのか、ということを数値で表しています。 透湿性の目安として、人が日常生活でどれぐらいの汗をかくかまとめたのが下記になります。

安静時・・・透湿度 2,000g/㎡/24H
軽い運動・・・透湿度 5,000g/㎡/24H
激しい運動・・・透湿度 8,000g/㎡/24H

バイクは気温に応じて上記の軽い運動から激しい運動にあたりますので、『8,000g/㎡』以上だと蒸れ難く快適です。
※上記はあくまで目安となります。

ライディングに特化した特徴を知ろう!

バイク用のレインウェアには、バイク乗車時に役に立つ機能が満載です。

バイク用レインウェアの特徴

バタつき防止

レインウェアは風を通さない素材のため、走行中に風を受けてバタついてしまう可能性があります。腕や腰にバタつきを防ぐベルトが付いていると走行に集中でき、安全です。

リフレクター(反射板)

雨の日は想像以上に視界が悪くなり、後続車からの視認性を上げることが事故防止に繋がります。背面の見やすい位置にリフレクターが付いているかはチェックしておきたいポイントの一つです。

裾丈

パンツの股下寸法にも注意が必要です!バイクに跨れば、必ず裾は上がります。立っている時には大丈夫そうでも、バイクに乗ったら全然足りない!では、どんなに高性能なレインスーツでも台無しです。
なるべく試着して、迷ったらお店のスタッフに相談しましょう。

シームレスヒップ

バイク乗りはシートに長時間座るため、そこに圧が集中します。パンツ背面から縫い目を無くすことで圧がかかっても浸水しにくいよう設計されたレインウェアがおすすめです。

コンパクト収納

もしもの時のために常備するレインウェアはなるべくコンパクトに収納できるものを選びましょう。

襟元・袖口・腹部からの浸水ガード

走行時の斜め方向からの雨による襟元からの浸水、手首周りの隙間、お腹回りの生地にしわがよることによる水溜まりなど、バイク走行時ならではの浸水に備えたガード機能のついたレインウェアならより安心です。

※写真の「Wガードシステム」はYAR30 サイバーテックスIIオリジナルの機能になります。

サイズの選び方

バイク用のレインウェアはサイズ展開が豊富です。
突然の雨には、サッとすぐに取り出してストレスなく着用、運転したいものですよね。
自分に合わないサイズだと、着用に苦労したり、いざ着用できても運転の際に余った生地や丈が邪魔になってしまうことも。

そのため、レインウェアは必ず試着をして自分に合ったサイズを選ぶようにしましょう。

レインウェア選びのポイント、ここに注意!

  • 走行シーンに合わせて「耐水圧」と「透湿性」をチェックしよう!
  • ライディングに特化した機能があるものを選ぼう!
  • フィッティングをしよう!

初心者におすすめのレインウェア

YSPで取扱うレインウェアの中から機能とデザインを兼ね備えた初心者におすすめの製品をご紹介します。

YAR30 サイバーテックスII ダブルガードレインスーツ

首元から手足まで雨水の侵入を徹底的にカバーする素材と機能をもつ、「雨の日の乗車を快適にする」ことを主眼に設計されたバイク用レインウェア

YAR32 サイバーテックス レインスーツ

コストパフォーマンスに優れた、バイク用スタンダードレインスーツ


レインウェアお役立ち情報


レインウェアは防水生地を使用していますが、首回りや袖口部分の閉じ方が不十分で隙間ができてしまうと、完全防水にはなりません。正しく着こなすことで、レインウェアの持つ防水機能を最大限に引き出すことができます。
また、使用後のお手入れを正しく行うことで機能を長持ちさせることができます。


レインウェアの着こなし方


ファスナー・ボタン・面ファスナーはしっかり留めよう

レインウェアの内部が濡れる一番多い原因は, 首周りと袖口部分の隙間からの浸水です。隙間ができないようしっかりと閉じて着用しましょう。


腹部はタワミ・シワが無いように

上着の丈が長い場合、腹部にタワミ・シワができ、そこに雨水が溜まることでフロントファスナーから浸水する場合があります。乗車時にタワミ・シワができないよう腹部を整えましょう。


袖口の隙間をなくそう

レイングローブで袖口を覆うか、レインウェアの袖口をしっかりと閉じ袖口の隙間をなくしましょう。


使用後のお手入れと保管方法


高温多湿NG、日陰の風通し良い場所へ

レインウェアには、路面からの跳ね返り油や、排ガスの汚れなど目に見えない汚れが付着しています。汚れが付着していると撥水機能が損なわれますので、軽く水洗いをし、できる限りウェアの汚れを落としてください。洗濯は手洗いで水洗いをお奨めします。汚れがひどい場合は、中性洗剤で汚れを落として下さい。

※洗濯機、乾燥機、脱水機の使用は避けて洗濯は絵表示を参照の上、指示に従い行うようにしましょう。

洗濯後は、日陰で吊り干しにて乾燥させてください。
濡れた状態のまま密閉された場所で保管することは、最もレインウェアの劣化を進行させます。
バイクのシート下、ボックスの中など、高温多湿になる場所では長期間保管しないようにしましょう。


YSPではレインウェアをご用意しています。

専門知識を持ったスタッフが商品の案内からサイズ選びまでしっかりお手伝いします。初心者の方にも丁寧にご説明しますので安心してご来店ください。
YSPでフィッティングしてあなたにピッタリ合ったお気に入りのレインウェアを見つけてください。


※本ページ掲載の画像はイメージです。
※掲載の商品については、販売終了の場合がございますので予めご了承ください。